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東亜学院 Topics & News

第84期 速成講座 朗読会    2019.12.13

 12月5日に速成講座の朗読会が開かれました。10月8日に開講し,ゼロから学び始めた選手8名。練習期間は6週間で,講師と1対1のペアを組み,口の開け方から舌の位置まで厳しい指導に耐えてきました。お話は『イソップ物語』の「蚊とライオン」(241字)です。6か月の学習期間のほぼ折り返し地点で,皆さん張り切って挑みました。

 

 当日は日本語学校Cクラスの中国人留学生17名と先生が見え,めいめい温かなコメントをくださいました。優秀選手3名が表彰され,記念撮影の後は立食の懇親会です。そこここに集いの輪ができ,笑顔のおしゃべりが続きました。皆で中国の歌を歌い,今後の学習を励まし励まされ,散会後は双方有志のボウリング大会にまで発展しました。

 

 ここで8名の選手にインタビューしました。「朗読会,どうでしたか」。

 

1. 苦戦した語句は?

●“狮子”shīzi(ライオン)“正在”zhèngzài(ちょうど…している)“光荣”guāngróng(栄光)などの巻舌音が特に難しく感じました。

●“能”néng(…できる)“用”yòng(…で)などの鼻音ngや,巻舌音・有気音を意識するのが大変でした。

●“和”hé(と)“能”néng(…できる)など,日本語にない母音。shiやzhiの巻舌音。声調を意識すること。

●“抓破”zhuāpò(かき壊す)“得意忘形”déyì-wàngxíng(有頂天)“光荣”guāngróng(栄光)“蜘蛛”zhīzhū(くも)。

●“得意忘形”déyì-wàngxíng(有頂天)が苦戦しました。

●“…地方乱咬”dìfang luàn yǎo(…の所,やたらにかみつく)“能用牙咬”néng yòng yá yǎo(牙でかみつくことができる)の発音が特に難しいと思いました。

●“狮子”shīzi(ライオン)の“狮”。“如果”rúguǒ(もし)の“如”。“唱起凯歌”chàngqǐ kǎigē(凱歌を歌いだす)“蜘蛛”zhīzhū(くも)。

●“强”qiáng(強い)などの鼻音ang。自分の名前も苦戦しました。

 

2. 練習してひと月余,進歩したと思う所は?

●調音点・調音法・口形・声調などを一からやり直し,少しずつ改善できるようになったと思います。

●口形を意識して,母音aやoを発音することができるようになりました。また,意味のまとまりを考えて,つなげて読むことができるようになりました。例:“不过能用爪抓”búguò néng yòng zhǎo zhuā(爪でひっかくことができるにすぎない)

●巻舌音の出し方やこつが少し理解できたような気がします。声調の組み合わせが理解できました。

●母音。巻舌音shiやzhi。

●声調。(2名)

●口全体と舌の動きが少しよくなったと思います。

●ピンインと声調符号を見れば,中国語らしい発音ができるようになりました。

 

3. 日本語学校Cクラスとの交流は?

●留学生の皆さんの応援がなければこんなに頑張れなかったと思います。交流を通して留学生がますます好きになり,何か応援できることはないかなと考えています。

●今まで先生以外の中国の方と会話したことがなかったため,うまくコミュニケーションがとれるか不安でした。しかし,皆さん日本語がとても上手で,たくさんお話しすることができました。私もCクラスの皆さんのように自分の意見が中国語で言えるよう頑張ります。

●中国語ネイティブならではの率直なご指摘が心に響きました。「分からなかった」と言われるとショックですが,次回は通じるようにもっと頑張ろうと意欲が湧きます。また,機会があればネイティブの方と語学交換などにも取り組みたいと思います。

●立食形式で留学生の皆さんと交流しました。お互いの教科書を見せ合ったり,なぜ日本語や中国語を勉強しているのか,これからどう生かしていきたいかなどお話ししました。

●皆さん凄く良い人だったので,すぐ打ち解けて仲良くなれました。

●皆さんの中国語は聞き取れず,また,自分の言いたいことも中国語では伝えられませんが,日本語でたくさん交流でき,その時間はとても楽しいものでした。

●日本語での会話が中心でした。我々の会話レベルが上がれば,より有意義な時間になるかと思います。

●これまで梁さんと黄さんしかお話ししたことがなかったので,今回他のクラスメートとも話ができて良かった。私たちの班長(学級委員長)が企画してくれたボウリングも良かった。今後は中国語を使って交流できるようにしたいと思います。

 

4. 後半3か月余に向け,抱負は?

●弁論会や暗唱の練習に真摯に取り組んでいきます。中検3級の合格を目指します。

●話す力と聴く力を鍛え,卒業するころには中国語で簡単な会話ができるようになりたい。留学して現地で独りで生活できるように,あと3か月頑張ります!

●中国語は発音が大事と聞いているので,何度も口に出して音を覚え,実際の会話で使えるように頑張ろうと思います。

●発音をもっときれいにして,簡単な日常会話の単語をすらすら言えるようになりたいです。

●目指せネイティブ!

●皆さんの中国語を聞き取り,自分の中国語で言いたいことを伝える力をつけたいと思います。

●“练习,练习,再练习!”Liànxí,liànxí,zài liànxí!(練習,練習,また練習!)

●来年4月に中国へ赴任するまで僅かしか時間がないので,積極的に中国語を活用していきたいと思います。

 

番外編

●朝早くから発音練習にお付き合いくださった劉先生,また、授業後でお疲れのところ発音練習に付き合ってくださった落合先生・李先生,いつも笑顔で励ましてくださった董先生に心から感謝です。繰り返し練習することで,自信がつきました。東亜学院に入学して本当に正解でした。今後とも宜しくお願いします。

 

第83期 速成講座 朗読会    2019.6.10

6月6日に速成講座の朗読会がありました。

4月開講から37日、受講生はイソッブ物語「蚊とライオン」の練習に励みました。

当日は日本語学校の学生をお招きし、日頃の成果を聴いていただきました。受講生はどんな感想を持ったでしょうか。

 

 

Q1. ひと月余り練習してみて、ご自身の変化は?

● 先生にマンツーマンで練習していただいたことで、自分の発音を徹底的に見直すことができました。また、一つ一つの音を意識しながら発音するようになったため、今まで以上に丁寧な発音を心掛けられるようになりました。

 

● 朗読練習開始前は、中国語独特の声調(四声)が安定せず、自分が本当に授業についていけるか不安でした。 しかし、毎日先生方が熱心に朗読指導を行って下さったおかげで発音が安定し、以前よりも多くの中国語を聴き取ることができるようになりました。また、当初感じた苦手意識も、朗読会の練習を通じてなくなりました。

 

● 先生方に大変ご苦労させてしまったと恐縮しています。開始直後は、母音・子音・声調全部ダメダメ状態でした。先生方も呆れられたのではないかと推測されます。自分でも「こんなボロボロで1か月後に朗読会できるのか」と不安いっぱいでした。3人の先生方にご指導を受け、毎日練習におつきあいいただきました。授業後マンツーマンで夕方まで、また昼休みの半分を充てて、未熟な私を徹底的にフォローいただいたおかげで、本番では曲がりなりにも中国人留学生や教職員方に聴いていただけるレベルまでに、発音を向上させることができたかな…と思っています。ご苦労をおかけした先生方に心から“谢谢!”です。

 ただし本番では自身の練習不足のため、指摘されていたいくつものミスを十分に矯正することができず、多々反省の残る結果でした。しかし練習を通して、私のダメダメ発音でも格段に良くなったと感じています。練習は時間的にも厳しいものでしたが、結果として獲得した発音技術の向上は、授業だけでは得られないものだったと思います。口形や舌尖の位置、開ける口の大きさまで詳細にチェックされて矯正していくプロセスが、発音の基盤を習得するために大変効果的・有効的手法であったのだ、と朗読会を終えた今感じています。

 


Q2. 練習でつらかったことは?

● 注意された発音がなかなか改善しなかった時は、自分自身にいらだつことがありました。しかし、先生が根気強く発音の改善点やコツを教えてくださったので、とても感謝しています。

 

● 単語をつなげて滑らかに読むことや声調が難解で大変でした。日本語と中国語では口や舌の動きが全く異なるため、それらをどのように動かせば良いのか分からず大変苦労しました。朗読練習の1か月間は、大半の日で口が筋肉痛になっていました。

 

● 速成クラスの授業は大変知識量が多く、復習や単語の暗記が欠かせません。また単元毎の暗唱課題もあり、毎日時間が足りない状況です。そんな多忙な中での練習は、時間的にも厳しいものでした。しかし結果として、中国語を学習する基盤(=発音技術)を構築する上で、得られるものは大きかった…と今は感じています。

 

 

Q3. 当日のデキは?

● 練習の成果を発揮できたと思います。少し早口になってしまった所はありましたが、話の内容を理解した上で、丁寧に感情を込めながら朗読ができました。

 

● 緊張の余り普段どおりのスピードで朗読することができなかったな…と反省していますが、留学生の皆さんが「元気があって良かったよ」と言ってくださり、とてもうれしく思いました。また、留学生の前で中国語を…というめったにない機会を楽しみながら披露することができました。

 

● 本番開始直前まで先生におつきあいいただき、声調・口形の指摘を多々頂いて本番に臨みました。結果として、自身での個人練習が不足していた割には大きなミスもなく(もちろん細かいミスはたくさんありましたが…)大過なく朗読できました。これも先生方に毎日、また当日直前までご指導いただけたおかげだと感謝しています。

 

 

Q4. 留学生との交流はどうでしたか?

● 年齢の近い中国の方々と交流する機会はあまりないので、とても貴重な経験になりました。中国特有の文化や方言、その他いろいろと中国事情を聞くことができて楽しい時間でした。皆さん、とても日本語が上手なことに驚き、私も負けないように中国語の勉強を頑張りたいと思いました。

 

● 留学生の皆さんの日本語力の高さに驚かされたのはもちろんのこと、日本への関心(文化・音楽・地域etc.)の高さにとても刺激を受けました。私も中国に行く機会がありますので、今以上に中国語学習に力を入れて取り組むのはもちろんのこと、中国文化や歴史への関心をもっと持たなければいけないと痛感しました。

 

● 15名の留学生に参加いただき、昼食を取りながら数名の方と話をしました。皆さん学院入学後、まだ半年から1年程度なのに、日本語が流暢で大変驚きました。私の中国語では半年・1年後、あれだけ流暢な運用は想像できません。皆さんが専門学校や大学・大学院への進学のために、日々熱心に日本語を学習していること、そしてその情熱に大変感銘を受けました。交流会では、皆さんから明日へのエネルギーを頂けたように思います。

 


Q5. 今後の努力目標は?

● 講評で中国の方々に発音を褒められたことがとてもうれしかったので、引き続ききれいな発音を心掛けるとともに、中国語でスムーズに会話できる力を身につけたいと思います。

 

● 今回多くの中国人留学生と交流し、留学生と日常会話ができるレベルの語学力習得に向け、より一層勉学に励みたいと思います。また、留学生の皆さんに日本の文化やイベントを紹介できるように、自身の日本への認識も高めていきたいと思います。

 

● 今まで低空飛行でついてゆくのが精いっぱいの状態でした。今後はもう1歩前に出て、毎日の授業を活用できるようにしていきたいと思います。そのためには以下の実践が必要だろうと考えます。

 1) テキストの毎日の読み込み  2) 各単元の単語習得  3) 暗唱課題の攻略

日々の授業は大変内容が濃く、先生も優秀な方ばかりです。中国語学校として日本では最高の学習環境の1つと言えると思います。フォローが必要な場合に、いつでも支援を頂けるのは大変ありがたいことだと思います。

 

 

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